家族葬は、まだ完全には社会になじんでいない事もあり、いろいろな問題を引き起こす事がありますので、注意して進めていかなくてはなりません。
例1)
葬儀後、亡くなった事を知った方たちが週末のたび自宅へお悔やみに来てしまい、その対応に追われてしまう。
例2)
参列者を呼ばない予定が、葬儀の情報を聞きつけて来てしまい、その対応に追われる。
例3)
親類などが 「 参列者を呼ばないなんて、とんでもない! 」 と言いだし、もめてしまう。
お葬式は、故人のもの、家族のものであるとともに故人につながる様々な人たちのものでもあります。
現代では、一人一人の意思を尊重することで、様々なかたちを選択する事ができます。
しかし、一見意味のないと思える古くからのしきたりにも実は深い意味があることも忘れてはなりません。
お葬式には、そうした日本人の昔からの知恵がたくさんつまっているのです。