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お通夜や葬儀に参加できないときはどうしたらいい?

1.お通夜や葬儀に参加できないときの対応は?

2.葬儀後の弔問にも伺えない場合は?

3.まとめ

1.お通夜や葬儀に参加できないときの対応は?

訃報というものは突然連絡が来るものです。お世話になった方や大切なご友人等のお通夜やお葬式にはできる限り参加したいと思っていても、予定が入っていたり、急な仕事が入ったり体調不良等でどうしても参加できないということもあるかもしれません。

お葬式やお通夜の連絡が来ても参加できない場合の対応としては、下記のようなことが挙げられます。

  • 参加できないということをご遺族に連絡する

訃報の連絡をいただいたときに、参加できないことをお伝えしましょう。理由を伝える際には、忙しいご遺族等に配慮し、「どうしても都合がつかず」や「やむを得ない事情があって」など簡潔に伝えるようにすると良いでしょう。理由を伝えることでご遺族へ悪い印象を与えてしまうこともあるため、詳しい理由を伝える必要はありません。

  • 弔電を送る

参列できない場合、弔電を送るというのが最も一般的かもしれません。

弔電を送る際、できるかぎりお通夜に間に合うように届け、遅くとも葬儀までには手配しましょう。

葬儀で使わないほうがいい言葉についてはこちら

  • 代理や郵送で香典を送る

参列される方に香典を代理で頼む、頼める人がいないときは郵送するという方法もあります。

但し郵送する場合は必ず現金書留で郵送するようにしましょう。

香典の金額についてはこちら

  • 供花や供物を送る

供花・供物を送るという方法もあります。花店や葬儀会社で手配できますが、葬儀会社によっては持ち込みができない場合もありますので、葬儀会社に一度確認・相談するとよいでしょう。

ただし、ご家庭によっては供物・供花をご辞退されている場合もありますので確認が必要です。

  • 後日弔問に伺う

後日弔問へ伺う場合、ご家族からの案内がない限りは玄関で弔意を伝え、香典等を渡して失礼するよう心がけましょう。ご家族に案内された場合には焼香等をして、長居をせずにおいとますることが大切です。

ただし、葬儀・告別式が終わった直後だとご家族もお忙しい場合もありますので、事前連絡やご家族の予定を確認してから49日までに伺うようにしましょう。

2.葬儀後の弔問にも伺えない場合は?

最近では新型コロナウイルスのこともあり、後日弔問にお伺いすることも難しい場合もあるかもしれません。

葬儀後の弔問にも伺えない場合の対応としては下記のようなことが挙げられます。

  • お悔みの手紙を送る

お悔みの手紙を送る際には、できるだけシンプルな色やデザインのものを選び、手紙は1枚で収まるように書きましょう。

内容は、お悔やみの言葉・訃報に関しての驚きや慰めの言葉・参列できないことへのお詫び・香典を同封した場合はその旨・結びの言葉の順番が一般的です。

また、時候の挨拶や忌み言葉・故人様の死因を問うような内容は書かないようにしましょう。

お悔みの手紙についてはこちら

  • 線香等の供物を送る

線香等を送る場合2000~5000円のものが一般的ですが、ご遺族からのお返しが不要の場合は2000円前後のものを選ぶとよいでしょう。

ただし、宗教・宗派によって線香や花等の供物の種類も変わってきますので注意が必要です。

3.まとめ

弔意を示す場合でも大切なのはご遺族の負担や迷惑にならないように注意する必要があります。

どうしても参列できないという場合でも弔意を示すことができる方法をあらかじめ知っておくと万が一のときでも対応することができるでしょう。

  • お通夜やお葬式に参加できないことをSNSやメールで伝えてもいい?
  • 基本的には電話で伝えるようにしましょう。ただし、お忙しいご遺族に配慮してSNSやメールで参加できない旨を伝えても問題はありません。伝えるときは、親しい相手だとしても言葉遣いに気を付け、できる限り丁寧な言葉遣いにするようにしましょう。
  • 弔問に伺うときの服装はどうしたらいい?
  • 弔問に伺うときの服装はいわゆる「平服」で問題ありません。ただし、カジュアルなものや派手な色合いのものは避け、男性の場合は、スーツやジャケットにスラックス・女性の場合はワンピースやアンサンブルなど喪服ではない落ち着いた色合いの服を選ぶようにしましょう。
  • お悔みの手紙を書くときは何で書けばいい?
  • お悔みの手紙を書く際は、薄墨の筆を使用することが一般的とされています。しかし、最近では筆を使用することも少なくなってきているため、ボールペンや万年筆等で書いても問題はないでしょう。