1.仏教以外の宗教のお葬式とは?
1-1.神道
1-2.キリスト教
1-3.友人葬
1-4.無宗教
2.まとめ
1.仏教以外の宗教のお葬式とは?
日本で最も多く行われているのは仏式のお葬式です。そのため、仏式以外のお葬式に馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。
一般的には、宗教や宗派によって生と死の捉え方が違うため、お葬式の方法・内容が異なります。
また、宗教・宗派によって香典袋の書き方も変わってきますので注意しましょう。
では仏教以外のお葬式とはどのようなものなのでしょうか。
1-1.神道
神道式・神式のお葬式は神道を信仰している方のお葬式です。式の流れは仏教のお葬式と大きく異なることはありませんが、以下のような特徴が挙げられます。
神道では、一生を終えると神々の世界に帰り、故人様に一家の守護神になってもらうという考えのため、供養・成仏・冥福といった言葉は使いません。
また、仏式でいう焼香の代わりに榊に紙垂という紙を付けた玉串というものを供える玉串奉奠を行います。
神道の葬儀は、神社で行うことはできません。そのため、斎場かご自宅で行うことになります。
1-2.キリスト教
キリスト教のお葬式は教会で行われることが多く、仏式での焼香の代わりに献花が行われます。また、死を天に召されることを祝福するため、お悔やみの言葉をかけることはあまりありません。
キリスト教の宗派は大きく分けるとカトリックとプロテスタントの2種類があります。
- カトリックの特徴
聖職者様を『神父(司祭)』と呼び、礼拝では聖歌を歌います。
また、通夜の習慣はありませんが、近年では通夜祭が行われることも
増えてきています。
- プロテスタントの特徴
聖職者様を『牧師』と呼び、礼拝では賛美歌を歌います。
また、仏式の通夜にあたる前夜祭が行われます。
1-3.友人葬
友人葬とは、近しい友人達のみで行う葬儀のことですが、一般的には創価学会のお葬式が友人葬と呼ばれます。
その特徴としては、宗教家の代わりに儀典長と呼ばれるその地域の創価学会の会員が、読経の導師を務めることがあげられます。
また、会葬者の方たちでお題目を唱え、故人様を見送ります。
1-4.無宗教
近年では、宗教や慣習にとらわれずお別れをしたいという考えから、無宗教のお葬式を行う方も増えてきています。
無宗教のお葬式は、自由葬やお別れ会等と呼ばれることもあります。その多くは、仏教のお葬式の様式から宗教の要素をなくしたものです。
2.まとめ
参列する葬儀によって、いつもとは異なる宗教・宗派の葬儀に参加することがあるかもしれません。どの葬儀に参列しても大切なことは、故人様をのことを想い祈ることです。
しかし、あらかじめ各宗教・宗派の考え方やおおまかな違いを知っておくことで、慌てずに済むかもしれません。
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