1.人形・ぬいぐるみの処分の方法
2.まとめ
1.人形・ぬいぐるみの処分の方法
人形やぬいぐるみ等は思い出や愛着があり、なかなか捨てることが難しいものです。しかし、雛人形や五月人形等は飾らなくなり、しまい込んでしまっているという方も少なくありません。また、引っ越しや大掃除等でどうしても処分しなければならないという場合もあるでしょう。
人形・ぬいぐるみの捨て方としては、下記のような方法が挙げられます。
- 可燃ごみとして出す
可燃ごみとして出すことに抵抗がない方は、自治体の規定に従って可燃ごみとして処分することができます。大きさによっては粗大ごみの扱いになる場合あるかもしれません。
ごみとして捨てる場合、お清めの塩を振りかけたり、顔や目の部分を白の布等で覆ったりしてから捨てるといいでしょう。
また、ゴミ袋に人形やぬいぐるみが直接入って置かれていることにショックを受ける方もいらっしゃいますので、紙袋にいれる等の配慮をしておくといいでしょう。
- 葬儀会社等が行う供養祭を利用する
弊社を含め、葬儀会社ではイベントの一環として人形供養祭を行っている場合があります。企業によって預けられる人形の種類や供養料等は異なりますので、一度問い合わせするようにしましょう。
桶幸ウチダ造花では毎年人形供養祭を開催いたしております。人形等は、会員様は無料で、一般の方は1体500円・6体以上では3000円でお預かりし、その後ご住職の読経により心を込めてご供養いたします。ご興味のある方は、一度お問い合わせくださいませ。
- 神社やお寺等で供養してもらう
神社やお寺によっては人形供養をしているところもあります。
直接持っていくのか郵送に対応しているのかはそれぞれ違います。また、年中預かってくれるのか、一定の期間のみなのかも違っていきますので、ホームページや電話等で問い合わせをしたほうがよいでしょう。
- フリマやオークションに出品する
比較的新しいものやきれいなものは、フリマやオークションに出品できるでしょう。
しかし、梱包や発送の手間があることや、運送中の人形の破損、注文者様とのトラブル等もありますので注意が必要です。
- 不用品回収業者等に頼む
不用品回収業者に依頼したり、リサイクルショップ等に買取してもらったりする方法もあります。
人形以外で不要なものがある場合は一緒に回収してもらえるので手間を省くこともできるでしょう。
- 第三者に渡す
友人に譲ったり、養護施設等に寄付したりという方法もあります。譲る場合には、相手方に人形が中古品であることと人形等の状態の説明をしておくといいでしょう。
また、渡す前にはできる限りきれいな状態にしておくようにしましょう。
2.まとめ
大切な人形やぬいぐるみを捨てるのは、思い出や愛着があるほど難しくなってきます。
そのため、処分する方法はそれぞれ異なってきます。捨てるということに抵抗がある場合は寄付や譲渡、手間が気にならない場合ならフリマアプリ等を利用することもできますし、やむを得ない理由で思い入れのある人形とお別れしなければならないような場合はきちんと供養することをおすすめします。
また、大切なのはお別れするときの気持ちです。例え可燃ごみや粗大ごみとして捨てるとしても粗雑に扱うのではなく、「今までありがとう」という気持ちを込めてお別れするようにしましょう。