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香典返しで贈っていいもの・贈らない方がいいものとは?

1.香典返しとは?

2.香典返しとしておすすめのものとは?

3.香典返しとして贈らないほうがいいものは?

4.まとめ

1.香典返しとは?

香典返しとは、 お通夜やご葬儀等で参列者の方からいただいた香典に対して、満中陰の法要が終わったことやお礼の気持ちを伝えるために贈る品物のことです。

2.香典返しとしておすすめのものとは?

香典返しには、『不幸を残さない』という意味からいわゆる消え物と呼ばれるものが選ばれています。

香典返しの定番のものとして、以下のものが挙げられます。

  • お茶

   お茶は一息つくときに飲まれるものであるということから、境界を

   区切るという意味を持つとされています。そのことから故人様をこ

   の世からあの世へ送るという意味を持つとされています。また、お

   茶を飲みながら故人様を偲ぶということから選ばれているようで

   す。

  • お菓子

   お菓子は、日持ちしやすく小分けされていることも多く、年齢・性別等

   で好き嫌いが分かれにくいことから、香典返しの定番の品物となってい

   ます。

  • 海苔

   海苔は古くから精進料理に用いられていることが選ばれる理由の一

   つとして挙げられます。また、日本の家庭においては料理の材料と

   しても使用されることが多く、日持ちもすることから香典返しの品

   物として定着しています。

  • タオル

   仏式では、旅立ちの衣装に白いサラシが使われていたことから

   名残として白いタオルを贈るようになったといわれています。

   また、『悲しみを拭い去る』という意味から選ばれることもあ

   るようです。

  • 洗剤・石鹸

   不幸を洗い流すという意味から、また、実用品としても選ばれるよ

   うです。

  • カタログギフト

   様々な金額帯によってカタログが用意されているので、お返しする金額

   が分かっていればすぐにカタログを選ぶことができます。

   贈る相手に品物を選んでもらうことができ、一般的には香典返しの品物

   としてはあまりおすすめしないものでもカタログギフトから選ばれたも

   のであれば問題ないとされています。

上記のものの他に、干し椎茸や毛布・シーツ・家庭用金物も選ばれるようです。

3.香典返しとして贈らないほうがいいものは?

反対に、香典返しとして贈らないほうがいいものとしては以下のものは挙げられます。

  • お肉・お魚

   殺生を思わせる食材のため、『四つ足生臭もの』と呼ばれる

   生肉や生魚は昔から避けられています。

  • 鰹節・昆布

   慶事に使用されることから香典返しとしては避けられています。

  • お酒

   お酒は本来お祝いの席で振舞われることが多く、香典返しとしてはふさわしくないと言

   われています。

   ただし、カタログギフトから選ばれる場合は問題ないとされていますので、お酒を香典

   返しとして贈りたいと思っている方はカタログギフトを活用するとよいでしょう。

  • 金額がはっきりとわかるもの

   金券や商品券等の金額がはっきりとわかるものは避けた方が無難でしょ

   う。

   特に習慣や昔ながらの伝統等を大切にしている年配の方は避けた方がい

   いかもしれません。

上記以外でも、賞味期限の短すぎるものやかさばるもの・持ち運びしにくいものを贈る際には注意が必要でしょう。

4.まとめ

香典返しは、いただいた香典に対しての感謝の気持ちを表したものです。基本的なマナーや避けた方がいい品物を把握し、品物を選ぶようにしましょう。

相手の好みがわからない場合でも贈ることができるため、香典返しの品物選びに迷ったらカタログギフトを選ぶのもいいかもしれません。

桶幸アーバングループでは、香典返しを随時承っております。

香典返しに関してのお悩み・ご相談等ございましたらいつでもお問い合わせくださいませ。

  • 香典返しの金額の目安はいくらぐらい?
  • 香典でいただいた金額の半額程度が一般的な目安のようです。しかし、3万円から10万円程度の高額な香典をいただいた場合は、1/3~半額程度でお返しをし、不足分はお歳暮やお中元等の機会にお返しをするとよいでしょう。
  • 香典返しに漆器や陶器を贈ることはある?
  • 漆器は不幸を塗りつぶすという意味で、陶器は故人様が土に還るという意味から選ばれるようです。
  • 上記のもの以外で香典返しで避けた方がいいものはありますか?
  • 記事に載っているもの以外では、松竹梅や鶴亀等おめでたい絵柄のもの、紅白の色合いのものは避けた方がよいでしょう。