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仏壇の種類は?どう選べばいいの?

1.仏壇の種類

2.仏壇の選び方は?

3.まとめ

1.仏壇の種類

仏壇には、供養や礼拝のために家の中に置く小さなお寺としての役割があります。

また最近では、宗教や宗派に関係なく、ご先祖様への日々の感謝を伝える象徴となっています。

仏壇を種類に分けると大きく3種類に分けられます。

  • 金仏壇

金仏壇とは、黒の漆塗りに金箔や金粉で仕上げた仏壇のことです。漆を使うことで耐久性を上げ、欄間彫刻や蒔絵等の技術が使われているため工芸品としての要素も含んでいます。

また、仏壇の内部には各宗派の本山を模した形の宮殿が作られているため、各宗派に合ったものを選ぶと良いでしょう。

一般的には浄土真宗の仏壇として選ばれることが多いですが、絶対的な決まりではないので他宗派の方でもお選びいただけます。

  • 唐木仏壇

唐木仏壇とは、輸入銘木の総称の唐木と呼ばれる黒檀や紫檀等を使った仏壇のことで、それぞれの木の美しい木目や色合いを生かした造りが特徴です。

様々な色合いや木目の材料が使われているので、好みの色合いや木目の風合いを選ぶ方が多いようです。

台付タイプ
上置きタイプ
  • 家具調仏壇

家具調仏壇とは、モダン仏壇と呼ばれることもあり、フローリング等の洋間に置いても違和感の無いデザインで作られています。

名前の通り家具のようなデザインで、素材も家具に使われている素材で作られていることもあり、家具やお部屋の雰囲気に合わせた仏壇を選ぶことができます。

手元供養

上記以外にも神道の方の仏壇にあたる神徒壇しんとだんである祖霊舎それいしゃや、宗教や宗派に関係なく毎日手を合わせていただく対象としての手元供養等もあります。

2.仏壇の選び方は?

仏壇を選ぶときのポイントとしては、宗派・置く場所・素材・金額等が挙げられます。

  • 宗派

同じ宗教でも宗派によって仏壇の形や必要な仏具の種類は変わってきます。

一般的には金仏壇は浄土真宗、それ以外の宗派は唐木仏壇を選ぶことが多いと言われていますが、好み等により選ぶ仏壇は変わってきます。気になることがある場合はお寺様に相談しましょう。

  • 置く場所

どのような場所に仏壇を置くのかによって、仏壇の大体のサイズも異なりますし、上置きのタイプにするか台付のタイプにするか等も変わってきます。

上置きの仏壇の場合は、専用の台を買う場合もありますが、家にあるタンスやキャビネット・テレビ台・収納棚を利用することもあります。置く場所を選ぶときは、上置きのタイプでもある程度の重量があることやお線香やロウソクを使用するという点に注意しましょう。

また、日々のお参りの方法によっても変わってきます。正座するのか・椅子に座るのか・立ったままするのか等の状況を考えておく必要があります。

仏壇を置く場所が限られている場合は、その場所の広さを測っておくことをおすすめします。

  • 素材

素材で仏壇を選ぶ場合、置く部屋に使われている材質や置いてある家具等に合わせたものにすると、全体のまとまりがでます。

しかし、必ずしも同じような素材を選ばなければいけないわけではありません。

  • 金額

何を購入するにも予算というものがあるでしょう。

仏壇を購入する場合、仏壇だけを購入するということはほとんどありません。掛軸仏像・仏具・位牌等も購入する必要がある場合もありますので、全体の金額を把握するようにしましょう。

3.まとめ

仏壇は何度も購入するものではないため、事前に置く場所や置いた後のことをご家族と相談しながら決めるようにしましょう。

桶幸ウチダ造花仏壇サロンでは、各種仏壇の販売を行っております。

仏壇に関するご不安や疑問等ございましたらいつでもご相談くださいませ。

  • 仏壇は家のどこに配置したらいいの?
  • 仏壇は家のどの部屋に置かなければいけないという明確な決まりはありませんが、仏壇が傷むのを避けるためにも直射日光が当たる等の光の強いところや高温多湿のところ・平面でないところ等には置かないようにしましょう。
  • 浄土真宗の仏壇の選び方の違いは?
  • 浄土真宗の場合の仏壇は金仏壇であることは共通ですが、真宗大谷派は中の柱が黒いものを選び、本願寺派は中の柱が金の仏壇を選びます。
  • 仏壇は国産の方がいい?
  • 海外製の仏壇が良くないというわけではありません、しかし、仏壇のほとんどは木製です。海外と日本では湿度が異なり、海外製の仏壇は日本の湿度に慣れていません。そのため、素材や仏壇によっては木が反ってしまう等の不具合が起きる可能性があります。